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古本屋で100円読書

古本屋で100円読書

ドイツ・オーストリア・イタリア No.1

   

うろ覚えの読書記録です。少しずつ書棚を見ながらアップして行きます。



 
るりのホンネで読書
No.書籍名   著者名   出版社  感想
1.若きウェルテルの悩み   ゲーテ  出版社  とても良かったです。青春文学の傑作。
2.ヘルマンとドロテーアゲーテ 4列3行平凡な作品だったように思います。
3.ヴィルヘルム・マイスターの修行時代ゲーテ 4列3行残念ながらあまり印象に残りませんでした。もしかしたら挫折したのかもしれません。
4.皇女エリザベート   インゲルハイム  出版社  きれいなお姫様の物語。実在のハプスブルグ王家のお妃様の話。
5.みずうみ シュトルム   出版社  短いのでとっつきやすい。でも小品としての味わいがありました。
6.魔の山   トーマス・マン   出版社  ひたすら重厚さを意識して書かれた作品。飽きて途中飛ばして読む。しかし、第二次世界大戦中は歓呼で迎えられたらしい。
7.トニオ・クレーゲル  トーマス・マン  出版社  魔の山の作者が書いたとは思えない素直な作品だった気がする。
8.ヴェニスに死す    トーマス・マン 出版社  映画化もされている作品で、叙情的ではある。 
9.  三文オペラ ブレヒト   出版社  ……。 かなり辛口でシニカルな作品。  
10.車輪の下  ヘルマン・ヘッセ  出版社  いいですー。でも忘れちゃったんです。  
11.春の嵐   ヘルマン・ヘッセ   出版社  中学2年で読んだのを覚えています。感動しました。  
12.知と愛   ヘルマン・ヘッセ  出版社  ちょっと納得しづらかった。  
<13./td>デミアン    ヘルマン・ヘッセ  出版社  読んだとしか覚えてない。  
14.クヌルプヘルマン・ヘッセ 4列3行ここら辺は中学生にはぴんと来ませんでした。
15.郷愁ヘルマン・ヘッセ 4列3行ヘッセが好きだったので楽しんで読めたはずです。
16.モモ   ミヒャエル・エンデ   岩波  別になんとも思わなかったのですが、家族にはバカ受けでした。やはり、読書は個人の好みですね。  
17.はてしない物語  ミヒャエル・エンデ 出版社 私は、読むときは作品に感情移入してしまうので、長編だと疲れてしまいます。かといって感情移入できない作品も、物足りない。結論、長すぎる。もう少しコンパクトだと最高だった。でも家族はもっともっと長ければ長いほうがよいのだとか。この物語が終わってほしくないとさえ思ってのだそうです。  
18.いいなづけマンゾーニ 4列3行これはイタリア人であれば当然読んでるよね?くらいの常識本だそうです。by塩野七生さん。イタリア文学はけっこう好きですが、これがもう少し短ければ、私のお気に入りの小説だったと思います。時代は中世を超えたくらいでしょうか? ある平凡な女性に懸想した悪徳騎士が、さまざまな手口を使って彼女をものにしようとしますが、ついにはペストで倒れる話しです。これも勧善懲悪のパターンなのかもしれませんが、そう単純ではないところがマンゾーニの上手いところです。
19.うたかたの恋クロード・アネ 角川文庫現実の史実はこうではなかったそうですが、美しい悲恋ものに仕上がっています。
20.ゼバスチアンからの電話イリーナ・コルシュノフ 福武書店     初めて読むまともなフェミニズム文学です。(多分)今まで読んだフェミニズム文学って本当にしんどいというか、これじゃ文学になってないぜ!  もしくは、これがフェミニズムならわたしゃフェミニストやめるぜ! みたいなひどいものでしたが、これはちゃんと文学になっています。 とにかく、イプセンの人形の家もそうですが、これを言いたいぞー!! と露骨な物は面白くありません。 感じるのは好きですが、語られてしまうと余韻がなくて、語られるもの以外、物語からこちらが受け取れるものがないのでつまらないのです。 これは、きっと楽しんで読めると思いますが、鬱のときに読んだ本なので、私自身は面白いのかどうか分かりません。 2004.sep
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